Crossfield 戦闘飯盒弍型を発売

このたび、弊社は自衛隊飯盒2形をモチーフにした「Crossfield 戦闘飯盒弍型」を発売しました。

同タイプの飯盒は市場では依然として高値で推移しており、中には一万円を超える定価のものもあります。
一般的な飯盒とは異なり嗜好的な要素が多い飯盒とはいえ、焚き火にかけたり他のアイテムと無造作に携帯しすることで必然的に汚れや傷がつく道具としては、さすがにそれほど高価なものには少々手を出しづらいと思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、もっとお求めやすくお客様に少しでも気軽に使っていただけるような飯盒2形が実現できないかと弊社スタッフで会議を重ね、結果、開発にGOが出ることとなりました。

そしてまずは工場選定に奔走しました。
しかし、いざ工場を探してみると、一定水準の品質を確保できた上でコスト面でも納得のできる製品をつくることができる工場の選定作業は思った以上に難航しました。

いくつか候補となった工場に試作も依頼しましたが、こちらの求める品質を達成できないと試作する前から断ってくる工場、試作できてもとてもではないが販売できるような品質ではないことも多々ありました。
コロナ禍の中思うように海外への移動もできず、工場側とはオンラインが中心のやりとりとなり、意思の疎通もなかなか思うようにできずこちらの要求する仕様を伝えるのに大変苦しい思いをしました。

そんな中、海外ではありますがようやく国内大手有名キャンプ用品ブランドの製品も数多く生産している信頼できる工場を見つけ、生産販売にこぎつけることができました。
国内のキャンプブランドの製品を生産しているだけあり、品質もこちらの要求する水準を満たしており、飯盒を作る上で不可欠な金型の製作ノウハウも持っており、他社の国内生産品と比べても遜色ない品質とコストの問題をクリアすることができたのです。

そうしてこのたび皆様にお届けすることができる飯盒がこちらです。

製品はOD色と無塗装シルバーの2色展開となっております。

ショート吊り手も付属

OD色の製品は自衛隊飯盒2形の仕様書で指定されているマンセル7.5Y3/1を採用し、自衛隊飯盒2形のカラーを再現したものとなっております。
無塗装シルバーはアルマイト処理による美しい表面仕上げが特徴となっており、焚き火で重ねて使用することで変化をお楽しみいただけます。

残念なのは、材料調達コストや輸入コストの高騰、円安の影響などもあり、当初の計画よりも価格設定が少々高くなってしまったことです。
本来であればもっとお求めやすくしたかったのですが、少量生産ということもあり、現在の価格での提供となり少々心残りではあるのですが、お客様には価格に見合うと思っていただけるものを作れたという達成感のようなものを感じております。

現在こちらで販売されております。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CQ723NH5

少しでも多くの皆様にこの素晴らしい飯盒を楽しんでいただけましたら幸いです。

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